こんにちは、代表の中西です。

私は新幹線移動の際、決まってグリーン車に乗ります。

 

なぜ、自由席や指定席よりも値段が高いグリーン席に乗るのか？

理由は明白。

移動が比較的、快適だからです。

当然ながら自由席や指定席、つまり普通席を否定している訳ではありません。

それでも、過去に普通席に乗ったところ、騒音や不快感を感じる確率がグリーン車に比べて主観ながら圧倒的に高かったからです。

 

特に私は移動中も仕事に集中したいので、普通席では幼児の泣き声や大人達が大声で酒を酌み交わす談笑（新幹線によく利用される方はご存知、サラリーマンの”プシュ音”です。笑）が意識を妨げる場合が多々ありました。

ですから私は貴重なお金を環境に”投資”して、座席をグレードアップします。

 

私のポリシーの一つ。

それは、

『環境は変えられるなら変える』。

現実問題、環境は中々変えられるものではありません。

社会に置き換えると、簡単に合っていない会社や同僚を別に置き換えることは容易ではありません。

しかし、ことに教育現場においては相対的に環境を変えやすい場合があります。

例えば、通っている学習塾や、習っている家庭教師。

私は、もし塾が生徒に合っていないと感じるならば、転塾を心から提案します。

 

私自身も例外ではありません。客観的に見て生徒と相性が合っていないと感じるならば、別の先生を紹介することさえあります。

確かに教育者としても有名な林修さんも仰る通り、本当に優れた人間は与えられた環境で最大の成果を残すことにフォーカスします。

 

それでも、もし今の環境に不満を持ち、環境を変えられるなら変える。それが私の持論です。

 

過去の門下生には、通っている全日制の学校が様々な事情でどうしても合わず、通信制高校への転校で人生が好転した生徒が何人もいました。

見方を変えれば、人生にとって環境とは非常に素晴らしく、非常に恐ろしい要素です。

たった一つの環境一つで、人間の生き方、未来は一変します。

 

上記は自分自身でも痛感し、感謝しています。

私は京都にある、京都市立西京高校エンタープライジング科を卒業しました。

 

京都市立西京高校エンタープライジング科の偏差値は７１。

（情報：「みんなの学校情報」様より）

https://www.minkou.jp/hischool/school/deviation/1485/

京都府では公立御三家と呼ばれ、難関校の一角とされています。

 

私はこの学校で多くの糧を得ました。

勉強だけでなく、人生についても多くを学ばされました。

普通科の高校では体験できない瞬間、自分では気づけなかった価値観や意識、この学校だから出逢えた人々。

いまの自分がいるのも、この高校を卒業したからと言っても過言ではありません。

とくに勉強においては、「勉強するのが当たり前」の環境でした。

選んだ自分にとって絶好の環境でした。

息を吸うように勉強をする、様々な事象や問題について積極的に討論する。これが当たり前でした。

 

これまで職業上、「勉強をするのが珍しい」環境に身を置いたがために自分の意思に流されてしまう子供を大勢見てきました。

また無理矢理、自分の夢を押し殺して目的とは違う勉強をしたり、目標に合わない学校に”なんとなく”入ろうとする生徒も見てきました。

周囲の厳しい人間関係に気を遣いすぎるあまり、自分の心を見失って途方に暮れる者をたくさん見てきました。

 

誤解していただきたくないのは、私は何か進学を推奨する業者ではないということ。

理解していただきたいのは、環境を自力で変えられるなら、変えることによって人生が好転し得ることです。

 

自分は、美容師になりたい。

ならば舵を取って、美容専門学校に通うのも正解の一つでしょう。

自分は、ピアニストになりたい。

ならば舵を取って、音楽大学に通うのも正解の一つでしょう。

自分は、一人で籠もって自分の世界を保ちたい。

ならば舵を取って、人間関係を断つのも正解の一つでしょう。

 

もう一度申し上げます。

たかが環境、されど環境です。

環境を侮る者は、いずれ環境が要因で泣きます。

環境を敬う者は、いつか環境も要因で笑います。

 

自分の環境は目的意識から逆算してどのくらい合っているのか？

自分の環境は変えることができるか？

これらを自問自答し、行動することで人生は大きく変わります。

 

どうか１人でも多くの方が、『環境を選ぶ』重要性をより認識していただけると幸いです。

 

SENSE8も環境を変える１つの手段です。

このサイトを訪れた方は、何かを変えたくて訪れる方がほとんどです。

ご自身でSENSE8という舵を取って、充実した教育を得て、人生がより照らされることを願ってやみません。

Text by 中西悠樹（代表）